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第1表22・第2表27・モニタリング6/全55文例

【誤嚥・嚥下障害】のケアプラン文例

誤嚥性肺炎を防ぎつつ「口から食べる」を守る|関連する状態:摂食嚥下障害・誤嚥性肺炎・むせ込み・食形態

誤嚥性肺炎の予防を軸にした文例です。食形態の調整、口腔ケア、姿勢保持といった具体的な支援と、「口から食べる楽しみ」を守る視点を両立させています。

食べる・暮らし・人生の最終段階

最終更新:2026年9月14日/令和6年度介護報酬改定後の制度および現行の居宅サービス計画書標準様式に基づいて作成しています。

ご利用にあたって:掲載文例はすべて一般的な例文であり、特定の利用者・事例を示すものではありません。ご本人の状態・意向、主治医の指示、保険者・法人の様式ルールに合わせて、必ず内容を確認・修正してからお使いください。

このページの内容

書きたい欄をえらぶと、その文例まで移動します。

第5表モニタリングの記録に書くこと

視点主任ケアマネが確かめていること

第1表

第1表「居宅サービス計画書(1)」に書く文例

ご本人とご家族の意向、課題分析の結果、支援の方針を書く欄です。

第1表「居宅サービス計画書(1)」の様式と同じ並びです。行の名前は様式のとおりなので、同じ位置の欄へ貼ってください。

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果本人の意向・家族の意向・課題分析の結果を、この1つの欄にまとめて書きます

利用者の意向

第1表

「利用者及び家族の生活に対する意向」欄に使えます。ご本人の言葉に近い表現でまとめています。 → 第1表の文例をもっと見る

むせずに、安心して食事をとりたい

最期まで自分の口から食べたい

好きなものを食べる楽しみを続けたい

肺炎で入院することは避けたい

家族と同じ食卓を囲みたい

家族の意向

第1表

同じく第1表の意向欄。ご家族の思いを記載する際の表現です。 → 第1表の文例をもっと見る

むせ込みが心配なので、安全な食べ方を教えてほしい

食事の形態をどうすればよいか相談したい

誤嚥性肺炎を繰り返さないようにしてほしい

本人の食べる楽しみは奪いたくない

食事介助の方法を身につけたい

とろみの付け方が難しいので、教えてほしい

課題分析の結果

第1表

「意向を踏まえた課題分析の結果」欄に、本人・家族の意向に続けて書く、課題分析の結果のまとめです。 → 第1表の文例をもっと見る

嚥下機能の低下により、食事中のむせ込みが頻回に見られる

誤嚥性肺炎の既往があり、再発リスクが高い状態である

口腔内の衛生状態が不良で、誤嚥性肺炎のリスクを高めている

食事時の姿勢保持が不十分であり、誤嚥を招きやすい

食事量の減少により、低栄養・脱水のリスクが認められる

食事介助を行う家族の技術に不安があり、指導が必要である

介護認定審査会の意見及びサービスの種類の指定

認定結果の通知に記載があれば転記する欄です。文例はありません(「特になし」等)。

総合的な援助の方針

総合的な援助の方針

第1表

支援チーム全体の方向性を示す欄です。 → 第1表の文例をもっと見る

誤嚥を予防し、安全に食事を継続できるよう支援します。

「口から食べたい」というご本人の希望を尊重し、専門職と連携して食形態を調整します。

口腔ケアを徹底し、誤嚥性肺炎の発症を予防します。

必要な栄養と水分が確保できるよう支援します。

家族が安全な食事介助を行えるよう、技術的な支援を行います。

生活援助中心型の算定理由

訪問介護の生活援助中心型を位置づけるときだけ、1〜3のいずれかを選ぶ欄です。文例はありません。

第2表

第2表「居宅サービス計画書(2)」に書く文例

ニーズから長期目標・短期目標・サービス内容へと、つなげて書く欄です。

「サービス内容」と「サービス種別」は分けて書きます(記載要領)

記載要領(老企第29号)では、サービス内容=短期目標の達成に必要なサービスの内容と方針、※1=保険給付の対象なら○、サービス種別=その内容を担う事業者等の種別と事業所名(家族が担う部分は誰が行うか)、と分かれています。この列では文例を内容として載せ、その下に※1の目安と種別の候補(押すとコピー)を付けています。

第2表「居宅サービス計画書(2)」の様式と同じ列の並びです。ニーズ → 長期目標 → 短期目標 → サービス内容 と、左から右へつなげて選んでください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)目標援助内容
長期目標(期間)短期目標(期間)サービス内容 / ※1 / サービス種別

ニーズ

第2表

「生活全般の解決すべき課題(ニーズ)」欄。ご本人主体の表現にしています。 → 第2表の文例をもっと見る

むせることなく、安全に食事を摂りたい

自分の口から食べる楽しみを続けたい

誤嚥性肺炎を予防したい

必要な栄養と水分をしっかり摂りたい

口の中を清潔に保ちたい

食事の時間を家族と一緒に楽しみたい

長期目標

第2表

おおむね6か月〜1年で目指す状態像です。 → 第2表の文例をもっと見る

誤嚥性肺炎を発症することなく、在宅生活を継続できる

自分の口から安全に食事を摂取し続けることができる

必要な栄養量を確保し、体重を維持できる

口腔内の衛生状態が良好に保たれる

食事の時間を楽しみとして継続できる

短期目標

第2表

3か月程度で達成を目指す、具体的で評価しやすい目標です。 → 第2表の文例をもっと見る

とろみ剤を使用し、むせずに水分を摂取できる

食事の際、適切な姿勢(椅子に深く座り、やや前傾)を保持できる

毎食後の口腔ケアを実施できる

嚥下体操を毎日行うことができる

1日3食、指示された食形態で食事を摂ることができる

体重の減少が止まり、横ばいで推移する

サービス内容

第2表

「サービス内容」欄。内容(何をどうするか)だけを書き、担う事業者等は「サービス種別」欄に書きます。 → 第2表の文例をもっと見る

摂食嚥下機能を評価し、安全な食事形態・姿勢・とろみの濃さを決めて訓練する

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)

口腔機能を評価し、口腔ケアの方法を本人・家族に指導する

医療保険※1 -種別(押すとコピー)

食事摂取の状況と全身状態(発熱・痰・むせ)を観察し、誤嚥予防の助言を行う

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)

食事介助と、きざみ・とろみなど食形態の調整を行う

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)

栄養状態を評価し、飲み込みやすく栄養のとれる献立を助言する

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)

食事場面を観察し、食前の口腔体操を行う

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)

誤嚥性肺炎の早期発見のため、発熱・痰の増加があればすぐ受診する

医療保険※1 -種別(押すとコピー)

食事介助の方法と、むせたとき・詰まったときの対応を家族に指導する

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)

とろみ剤を指示された濃さで調整し、食事は座位で一口ずつ介助する

家族※1 -種別(押すとコピー)

食事中の姿勢を保てるよう、クッション・車いすを調整する

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)
第5表

第5表「居宅介護支援経過」に書く文例

訪問して確かめたこと、目標の達成ぐあいを残す欄です。

第5表「居宅介護支援経過」の様式と同じ列の並びです。文例は「内容」の欄に貼ります。

年月日

訪問・電話などを行った日付

項目

「モニタリング」「電話連絡」など、記録の種類

モニタリング

第5表

居宅介護支援経過・モニタリング記録に使える表現です。 → 第5表の文例をもっと見る

とろみ剤の使用が定着し、水分摂取時のむせ込みは大幅に減少している。

食事中の姿勢について声かけを継続しており、前傾姿勢が保てている。

毎食後の口腔ケアが習慣化し、口腔内の衛生状態は改善している。

前回モニタリング以降、発熱・誤嚥性肺炎の発症はない。

体重は前回と同等で維持できており、低栄養の進行は見られない。

夕食時にむせ込みが増える傾向があり、言語聴覚士に相談する予定である。

主任ケアマネの視点:誤嚥性肺炎・嚥下障害の方を担当するときに確かめていること

文例だけでは伝わりにくい、プランを立てる前後に私が確かめていることです。アセスメント・連携・モニタリングに分けています。医療的な判断は、主治医の指示に沿ってください。

アセスメントで確かめること

  • むせる食べ物や飲み物、食事の姿勢、食べる速さ
  • 口の中の状態(入れ歯、歯の痛み、口腔ケアを誰がしているか)
  • 発熱や痰の増加など、肺炎につながる変化に家族が気づけるか

プランに入れておきたい連携

  • 食事の形態や姿勢は、言語聴覚士や歯科、主治医の評価を踏まえて決め、全ての事業所で同じやり方にそろえる
  • 訪問歯科や口腔ケアの支援を位置づける

モニタリングで見る変化

  • むせの回数、食事量、体重の変化
  • 発熱の有無と、受診の状況

誤嚥・嚥下障害に関連する場面別の文例

場面ごとにさらに多くの文例を掲載しています。

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春名太郎 監修・作成:春名 太郎主任介護支援専門員/在宅医療クリニック 統括/HARUIRO LLC

ケアマネジャー最大15名が在籍する居宅介護支援事業所(特定事業所加算Ⅰ)で管理者を務め、自らも50名以上の利用者を担当してきました。現在は在宅医療クリニック 統括として、医療と介護の連携に運営の立場から関わっています。記録に何年も苦しんだ経験と、医療の側から見える連携の視点をあわせて、このツールをつくっています。介護職員初任者研修・実務者研修(介護過程Ⅲ)の講師。
掲載している文例は実務での使いやすさを基準に整理していますが、必ずご本人の状態・意向と保険者のルールに合わせて修正してお使いください。
開発の経緯と運営者情報 → / 𝕏 @TaroHaruna
運営:HARUIRO LLC(合同会社HARUIRO)

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