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第1表23・第2表27・モニタリング6/全56文例

【難聴・視覚障害】のケアプラン文例

意思疎通の確保と、情報が確実に届く仕組みづくり|関連する状態:感覚器の障害・聞こえにくさ・視力低下・補聴器・意思疎通

聞こえにくさ・見えにくさによる意思疎通の困難と孤立、そして転倒リスクに対応する文例です。情報が確実に届く仕組みづくりという視点を含めています。

食べる・暮らし・人生の最終段階

最終更新:2026年9月14日/令和6年度介護報酬改定後の制度および現行の居宅サービス計画書標準様式に基づいて作成しています。

ご利用にあたって:掲載文例はすべて一般的な例文であり、特定の利用者・事例を示すものではありません。ご本人の状態・意向、主治医の指示、保険者・法人の様式ルールに合わせて、必ず内容を確認・修正してからお使いください。

このページの内容

書きたい欄をえらぶと、その文例まで移動します。

第5表モニタリングの記録に書くこと

視点主任ケアマネが確かめていること

第1表

第1表「居宅サービス計画書(1)」に書く文例

ご本人とご家族の意向、課題分析の結果、支援の方針を書く欄です。

第1表「居宅サービス計画書(1)」の様式と同じ並びです。行の名前は様式のとおりなので、同じ位置の欄へ貼ってください。

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果本人の意向・家族の意向・課題分析の結果を、この1つの欄にまとめて書きます

利用者の意向

第1表

「利用者及び家族の生活に対する意向」欄に使えます。ご本人の言葉に近い表現でまとめています。 → 第1表の文例をもっと見る

聞こえにくくても、人と話を続けたい

見えにくいが、住み慣れた家で生活したい

テレビや新聞を楽しみたい

一人でも安全に外出したい

家族や近所の人との関わりを続けたい

聞き返すのが申し訳なくて、会話を諦めてしまうことがある

家族の意向

第1表

同じく第1表の意向欄。ご家族の思いを記載する際の表現です。 → 第1表の文例をもっと見る

聞こえないことで孤立しないようにしてほしい

火の元や段差が見えず危険なので、安全を確保してほしい

補聴器を使いこなせるよう支援してほしい

意思疎通の方法を工夫してほしい

外出時の付き添いが負担なので、支援を受けたい

課題分析の結果

第1表

「意向を踏まえた課題分析の結果」欄に、本人・家族の意向に続けて書く、課題分析の結果のまとめです。 → 第1表の文例をもっと見る

難聴により意思疎通が困難であり、社会的な孤立が生じやすい状況にある

視力低下により段差や障害物の認識が難しく、転倒のリスクが高い

補聴器の管理・調整が十分にできておらず、活用に支援が必要である

情報の入手が制限され、生活上の判断や手続きに支障が生じている

感覚器の障害により、外出や社会参加の機会が減少している

聞き返すことへの遠慮から、会話を避ける傾向が見られる

災害時の情報伝達方法について、事前の備えが必要である

介護認定審査会の意見及びサービスの種類の指定

認定結果の通知に記載があれば転記する欄です。文例はありません(「特になし」等)。

総合的な援助の方針

総合的な援助の方針

第1表

支援チーム全体の方向性を示す欄です。 → 第1表の文例をもっと見る

コミュニケーション手段を工夫し、確実な意思疎通を確保します。

住環境を整備し、安全に生活できる環境をつくります。

補聴器や補装具を適切に活用できるよう支援します。

必要な情報が確実に届く仕組みを整えます。

社会とのつながりを保ち、孤立を防ぎます。

生活援助中心型の算定理由

訪問介護の生活援助中心型を位置づけるときだけ、1〜3のいずれかを選ぶ欄です。文例はありません。

第2表

第2表「居宅サービス計画書(2)」に書く文例

ニーズから長期目標・短期目標・サービス内容へと、つなげて書く欄です。

「サービス内容」と「サービス種別」は分けて書きます(記載要領)

記載要領(老企第29号)では、サービス内容=短期目標の達成に必要なサービスの内容と方針、※1=保険給付の対象なら○、サービス種別=その内容を担う事業者等の種別と事業所名(家族が担う部分は誰が行うか)、と分かれています。この列では文例を内容として載せ、その下に※1の目安と種別の候補(押すとコピー)を付けています。

第2表「居宅サービス計画書(2)」の様式と同じ列の並びです。ニーズ → 長期目標 → 短期目標 → サービス内容 と、左から右へつなげて選んでください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)目標援助内容
長期目標(期間)短期目標(期間)サービス内容 / ※1 / サービス種別

ニーズ

第2表

「生活全般の解決すべき課題(ニーズ)」欄。ご本人主体の表現にしています。 → 第2表の文例をもっと見る

人と意思疎通ができ、孤立せずに過ごしたい

家の中を安全に移動したい

補聴器を活用して、会話を楽しみたい

必要な情報を確実に受け取りたい

一人でも安全に外出したい

趣味や楽しみを続けたい

長期目標

第2表

おおむね6か月〜1年で目指す状態像です。 → 第2表の文例をもっと見る

コミュニケーション手段が確保され、意思疎通ができる

転倒・事故なく、安全に在宅生活を継続できる

補聴器を日常的に活用することができる

社会とのつながりを保ち、孤立せずに過ごせる

必要な支援や情報に確実にアクセスできる

短期目標

第2表

3か月程度で達成を目指す、具体的で評価しやすい目標です。 → 第2表の文例をもっと見る

補聴器を毎日装着し、電池交換等の管理ができる

筆談やゆっくりした発話により、支援者と意思疎通ができる

住宅内の段差解消・照明改善により、つまずきがなくなる

週1回、通所介護に参加し他者と交流できる

拡大鏡や音声機器を活用して、情報を得ることができる

外出時に支援を受けて、安全に移動できる

災害時の情報伝達方法について、家族・支援者と確認できる

サービス内容

第2表

「サービス内容」欄。内容(何をどうするか)だけを書き、担う事業者等は「サービス種別」欄に書きます。 → 第2表の文例をもっと見る

外出の付き添いと生活援助を行い、意思疎通は筆談・手話・触れる合図など本人に合う方法で行う

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)

補聴器の調整と管理を行い、聞こえの状態を確認する

医療保険※1 -種別(押すとコピー)

段差の解消、手すりの設置、照明の改善を行う

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)

拡大読書器・音声時計などの用具の申請と使い方の練習を支援する

保険給付外※1 -種別(押すとコピー)

通所で交流の機会をつくり、職員は声のかけ方を統一する

介護保険※1 ○種別(押すとコピー)

眼科・耳鼻科の定期受診を続け、結果を関係者で共有する

医療保険※1 -種別(押すとコピー)

支援者どうしで意思疎通の方法(筆談・ゆっくり正面から話す等)を統一する

居宅介護支援※1 -種別(押すとコピー)

地域の当事者団体・支援機関とつながり、情報と仲間を得る

地域・インフォーマル※1 -種別(押すとコピー)

災害時の情報の受け取り方と避難の支援について、地域と取り決める

地域・インフォーマル※1 -種別(押すとコピー)
第5表

第5表「居宅介護支援経過」に書く文例

訪問して確かめたこと、目標の達成ぐあいを残す欄です。

第5表「居宅介護支援経過」の様式と同じ列の並びです。文例は「内容」の欄に貼ります。

年月日

訪問・電話などを行った日付

項目

「モニタリング」「電話連絡」など、記録の種類

モニタリング

第5表

居宅介護支援経過・モニタリング記録に使える表現です。 → 第5表の文例をもっと見る

補聴器の装着が習慣化し、会話のやりとりがスムーズになっている。

筆談用ボードを各事業所で共有し、確実に意思疎通が図れている。

照明の改善後、室内でのつまずきは見られていない。

通所介護に週1回参加でき、他利用者との交流が生まれている。

拡大読書器の活用により、「新聞を読む楽しみが戻った」との発言があった。

外出時の同行支援を継続しており、転倒なく経過している。

主任ケアマネの視点:難聴・視覚障害の方を担当するときに確かめていること

文例だけでは伝わりにくい、プランを立てる前後に私が確かめていることです。アセスメント・連携・モニタリングに分けています。医療的な判断は、主治医の指示に沿ってください。

アセスメントで確かめること

  • どう話せば伝わるか、どう伝えれば見えるか(話す側、声の高さ、文字の大きさ、明るさ)
  • 補聴器や眼鏡、拡大鏡を使えているか、合っているか
  • 薬の区別や書類の確認、電話での連絡で、困りごとが起きていないか

プランに入れておきたい連携

  • 伝え方の工夫(左側から話す、紙に書くなど)を、全ての事業所で同じにそろえる
  • 必要に応じて、耳鼻科・眼科の受診や、身体障害者手帳・補装具の制度につなぐ

モニタリングで見る変化

  • 会話や外出の機会が減っていないか
  • 転倒や、服薬の間違いの有無

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春名太郎 監修・作成:春名 太郎主任介護支援専門員/在宅医療クリニック 統括/HARUIRO LLC

ケアマネジャー最大15名が在籍する居宅介護支援事業所(特定事業所加算Ⅰ)で管理者を務め、自らも50名以上の利用者を担当してきました。現在は在宅医療クリニック 統括として、医療と介護の連携に運営の立場から関わっています。記録に何年も苦しんだ経験と、医療の側から見える連携の視点をあわせて、このツールをつくっています。介護職員初任者研修・実務者研修(介護過程Ⅲ)の講師。
掲載している文例は実務での使いやすさを基準に整理していますが、必ずご本人の状態・意向と保険者のルールに合わせて修正してお使いください。
開発の経緯と運営者情報 → / 𝕏 @TaroHaruna
運営:HARUIRO LLC(合同会社HARUIRO)

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