月末にたまった支援経過を片付ける道具|メモから第5表の記録の形に(目の前の1件から・計画的に)
記録がたまるのは、特別なことではありません。新規や変更が重なった月、担当者会議や入退院が続いた週、ご家族からの急な相談、予定より長くなった面談。多くのケアマネが、一度は通る道です。ここでは、ためた記録を、1件ずつ支援経過の形に整えます。月末に限らず、いつでも、さかのぼって使えます。
目の前の1件から・計画的に
最終更新:2026年10月15日/記録の書き方や期限の決まりは、保険者や事業所によって考え方が違うことがあります。迷ったときは確かめてください。
道具:たまった記録を、支援経過の形にする
「目の前の1件を片付ける」か「今月分を計画的に片付ける」かを選んでください。名前は書かずに、「Aさん」「長女」のように書いてください。メモのまま入れれば、日付・手段・相手・内容・判断・今後の形に並べます。できた文は直してから、「コピー」で介護ソフトに貼り付けられます(右下のメモ板にもたまります)。
どちらから始めますか?
目の前の1件を片付ける
今月分を、計画的に片付ける
1思い出す手がかり
「何がたまっているか、分からない」ときは、ここから。見たものに印を付けながら、記録していないやり取りを思い出してください。
21件1行で、並べる
31件ずつ、片付ける
1件、片付きました。おつかれさまです。介護ソフトに貼り付けたら、ひと息ついてくださいね。
入れた内容は、この画面の中だけで使い、どこにも送りません。途中の分はタブを閉じると消えます。共用のPCでは、終わったら〈全部消す〉を押してください(右下のメモ板にたまった文も、空にしておくと安心です)。
記録がたまるのは、特別なことではありません
支援経過は、その日のうちに書くのがいちばんです。それでも、こんなことが重なると、どうしても後回しになります。
- 新規が立て込んだ
- 変更が続いた
- サービス担当者会議
- 入院・退院
- ご家族からの急な相談
- 面談が予定より長くなった
私も、何度も経験しました。たまった記録を前にすると、何から手をつければいいか分からなくなります。そんなときは、まず1件だけ。それだけで、少し気持ちが軽くなります。
短く書くための、3つのこと
たまった記録を片付けるときは、1件を長く書こうとしないことが近道だと感じます。私が気をつけているのは次の3つです。
- 先頭に、日付・手段・相手「10月3日 電話(長女)」と先に書くだけで、何の記録かが伝わります。
- 事実と、判断を分ける聞いたこと・見たこと(事実)と、ケアマネがどう考え、何をしたか(判断・対応)を分けて書きます。
- 今後を1行次に何をするかを1行残しておくと、翌月の自分が助かります。
次の月に、ためないための小さな工夫
できる日にだけで十分です。
- その日のうちに、1行だけ:訪問や電話のあと、日付・相手・ひとことだけをメモしておくと、月末に「並べる」だけで済みます。
- 移動中は、声で:車に戻ったら、話したことを声でメモに残す方法もあります(録音から記録をつくる方法)。
- 週に1回、15分:金曜の夕方など、決まった時間に、その週の分だけ片付ける時間をとります。
支援経過の書き方の決まり(いつまでに書くか、何を書くか)は、保険者や事業所によって考え方が違うことがあります。迷ったときは、保険者や事業所の管理者に確かめてください。
よくある質問
Q. 利用者さんの名前を入れても大丈夫ですか?
名前は入れずに、「Aさん」「長女」「○○デイ」のように書いてください。この道具は、入れた内容をどこにも送りませんが、画面をのぞかれたり、コピーしたものが残ったりすることがあるためです。名前は、介護ソフトに貼り付けたあとで整えるのが安心です。
Q. 事業所の共用のPCで使っても大丈夫ですか?
使えます。入れた内容は、この画面の中だけで使います。途中の分はブラウザのタブを閉じると消え、次にそのPCを使う人には残りません。終わったら〈全部消す〉を押すと、その場で消えます。コピーした文は、右下のメモ板にもたまるので、メモ板も空にしておくと安心です。
Q. AIで文章を整えることはできますか?
この道具はAIを使わず、入れた言葉を支援経過の形に並べるだけです。言い回しまで整えたいときは、支援経過AIをお使いください(メモをコピーして貼り付けます)。
Q. 支援経過は、いつまでに書けばよいですか?
日付や書き方の決まりは、保険者や事業所によって考え方が違うことがあります。ためないのがいちばんですが、たまってしまったときは、月をまたぐ前に片付けておくと、翌月の給付管理の前に気持ちが軽くなります。くわしい決まりは、保険者や事業所の管理者に確かめてください。
Q. 入れた内容は、どこかに送られますか?
送られません。この道具は、入れた言葉を画面の中で並べ替えるだけで、どこにも送りません。数えているのは、使われた回数と、並べた件数の幅だけです。