ご家族への説明とメール返信の文例42本|介護保険・ケアプランをやさしく伝える言い方(面談・メール)
「モニタリング」「区分変更」「支給限度額」。私たちがふだん使っている言葉は、ご家族にはなかなか伝わりません。面談でそのまま口にできる言い方と、最近増えているメールでのご質問への返信文を、場面ごとにまとめました。その方のご事情に合わせて、言葉を置き換えてお使いください。
面談での言い方と、メールの返信文
最終更新:2026年10月12日/令和6年度介護報酬改定後の制度に基づいて作成しています。金額や手続きの細かい点は、その方の証と、保険者の案内で確かめてください。
やさしく伝える、3つの型
説明がうまく伝わらないとき、多くは内容ではなく、順番と言葉に原因があります。私が気をつけているのは次の3つです。
- 結論から話す:「上限の中に収まっています」「手続きは私がします」。ご家族がいちばん知りたいことを、先に。
- 言葉を置き換える:専門用語は、暮らしの言葉に。下の表にまとめました。
- 次にすることを、1つだけ伝える:「ご都合のつく日を教えてください」「業者への依頼は、いったんお待ちください」。
伝わったかどうかは、「ここまでで、わかりにくい所はありますか」と伺うのがいちばん確かだと感じます。
専門用語の言い換え
ふだんの言葉を、ご家族に伝わる言い方に置き換えた例です。
| 私たちの言葉 | ご家族への言い方 |
|---|---|
| ケアプラン(居宅サービス計画) | ご本人がどんな暮らしをしたいかと、そのために使うサービスをまとめた計画書 |
| アセスメント | いまの暮らしぶりやお体の様子を、くわしく伺うこと |
| サービス担当者会議 | ご本人・ご家族と、サービスの担当の人たちが集まって、計画を確かめる話し合い |
| モニタリング | 毎月お伺いして、サービスが合っているか、困りごとが出ていないかを確かめること |
| 区分変更(申請) | お体の状態が変わったときに、介護の度合いを見直してもらう手続き |
| 支給限度額 | 1か月に、介護保険で使えるサービスの上限 |
| 自己負担(負担割合) | かかった費用のうち、ご自身でお支払いいただく分。割合は「負担割合証」に書かれています |
| 通所介護/通所リハビリ | デイサービス/デイケア。日帰りで通う所。デイケアはリハビリが中心です |
| 短期入所 | ショートステイ。数日から、施設に泊まって過ごすこと |
| 福祉用具貸与 | 介護用のベッドや手すり、歩行器などを借りること |
| レスパイト | 介護をしている方が、休む時間をつくること |
| ADL/IADL | 食事・着替え・トイレなどの身の回りのこと/買い物・料理・お金の管理などの暮らしのこと |
面談での言い方(23本)
ご自宅や担当者会議で、そのまま口にできる話し言葉です。「コピー」を押すと右下のメモ板にたまります。区分やサービスの名前は、その方のものに置き換えてください。
制度と手続き
認定の結果が出たとき
認定の結果が届きました。「要介護2」という区分です。この区分によって、1か月に介護保険で使えるサービスの上限が決まります。有効期間も書かれていますので、切れる前に、私のほうから更新の手続きをご案内します。
更新の時期が近づいたとき
認定には期限があって、そろそろ更新の時期です。手続きは私がお手伝いできます。市区町村の調査の方がご自宅に伺って、いまの様子を聞き取りますので、ふだんの様子をそのままお話しください。いつもより頑張ってしまう方が多いので、ご家族から、ふだんの様子を補っていただけると助かります。
状態が変わって、区分の見直しを考えるとき
退院されてから、以前より手助けが必要な場面が増えていますね。認定の期限の途中でも、介護の度合いを見直してもらう手続きがあります。見直すと、使えるサービスの上限が変わることがあります。出すかどうかは、ご本人とご家族のお考えを伺って決めたいと思います。
使える上限(支給限度額)を説明するとき
介護保険には、1か月に使える上限があります。いまの計画は、その範囲に収まっています。上限を超えた分は、全額がご自身のお支払いになります。増やしたいサービスがあるときは、上限の中でどう組み合わせるかを、一緒に考えさせてください。
ケアプラン・会議・毎月の訪問
ケアプランを説明して、同意をいただくとき
これがケアプランです。ご本人が「家で過ごしたい」とおっしゃっていたことを、いちばん上に書いています。その下が、そのために使うサービスと、目標です。読んでいただいて、違うな、と思う所があれば遠慮なくおっしゃってください。直してから、ご署名をお願いします。
担当者会議への参加をお願いするとき
サービスの担当の人たちに集まってもらって、計画を確かめる話し合いをします。ご本人とご家族の思いを、みんなで聞かせていただく場です。むずかしい話はしませんので、気になっていることを、そのままお話しください。ご都合のつく日をいくつか教えていただけますか。
毎月の訪問の意味を伝えるとき
毎月お伺いしているのは、サービスが暮らしに合っているか、新しい困りごとが出ていないかを確かめるためです。小さなことでも、「最近こうなんです」と教えていただけると、計画を直すきっかけになります。
目標を一緒に決めるとき
目標は、私が決めるものではなくて、ご本人が「こうなりたい」と思えるものにしたいと考えています。たとえば「お風呂に自分で入りたい」「孫の結婚式に出たい」。どんなことでもかまいません。いま、いちばん続けたいことは何でしょうか。
サービスの説明
デイサービスとデイケアの違い
どちらも日帰りで通う所です。デイサービスは、入浴や食事、体操、人との交流が中心です。デイケアは、医師の指示のもとで、リハビリの専門職が関わるリハビリが中心です。体の動きを良くしたいのか、人と会う機会を増やしたいのかで、合う所が変わります。見学もできますので、一度一緒に見に行きませんか。
訪問介護でできること・できないこと
ヘルパーさんがお手伝いできるのは、ご本人のためのことです。ご家族の分のお食事や洗濯、大掃除や庭の手入れは、介護保険ではお引き受けできない決まりになっています。必要なときは、介護保険の外のサービスを使う方法もありますので、ご相談ください。
ショートステイを紹介するとき
数日から、施設に泊まって過ごせるサービスがあります。ご家族のご用事や、お疲れがたまったときに使う方が多いです。初めては不安が大きいものですので、まずは1泊から試してみる方法もあります。
福祉用具と住宅改修
ベッドや手すり、歩行器は、買わずに借りることができます。介護度によって借りられるものが違いますので、借りられるものは私が確かめてお伝えします。体の状態が変わったら、取り替えもできます。手すりの取り付けなどの工事は、工事の前に申請が必要です。先に工事をしてしまうと保険が使えなくなりますので、気になる所があれば、まず私に声をかけてください。
サービスを嫌がっているとき(ご家族へ)
初めての場所は、どなたでも気が進まないものです。無理に行っていただくより、「お風呂だけ」「午前だけ」のように、短い時間から始める方法があります。ご本人が昔お好きだったことを教えていただけると、合いそうな所を探しやすくなります。
お金のこと
自己負担の割合を説明するとき
お支払いいただくのは、かかった費用の一部です。割合は、お手元の「負担割合証」に書かれています。毎月のお支払いは、利用したサービスの事業所から、それぞれ請求が届きます。おおよその金額は、計画と一緒にお渡しする表でご確認いただけます。
費用を抑えたい、と言われたとき
ご心配はもっともです。お支払いが一定の額を超えたときに、あとから戻ってくる制度があります。対象になるかどうかは、市区町村の窓口で確かめられます。サービスの組み合わせを見直して、負担を軽くできる所がないかも、一緒に考えます。
保険で足りないサービスを使いたいとき
介護保険では、できる内容と回数に決まりがあります。それを超える部分は、全額ご自身のお支払いになるサービスや、地域のボランティア、配食などを組み合わせる方法があります。費用も含めて、いくつか選べる形でお持ちします。
状態が変わったとき
入院されたとき
入院されたとのこと、ご心配ですね。入院中は、在宅のサービスはいったんお休みになります。事業所への連絡は私がします。病院には、ふだんのご様子をお伝えしておきます。退院のめどが見えてきたら、早めに教えてください。帰ってからの暮らしを、病院と一緒に準備します。
退院が近づいたとき
退院の前に、病院の方と一緒に、帰ってからの暮らしを打ち合わせます。ベッドや手すりが要るか、どなたがいつ来られるかを、退院の日までに整えます。ご家族が不安に思っていることを、先に聞かせてください。
施設を考え始めたとき
施設を考えることは、あきらめることではないと、私は思っています。ご本人にとって安全で、ご家族も続けられる形を探す、ひとつの方法です。施設にはいくつか種類があり、費用や入れる条件が違います。見学から始められますので、まず資料を集めてお持ちします。
これからの過ごし方を話し合うとき
先生からのお話を受けて、これからどこで、どう過ごしたいかを、ご本人とご家族と一緒に考えたいと思います。いますぐ決めなくてかまいません。気持ちが変わったら、何度でも変えられます。私たちは、お決めになったことを支える準備をします。
ご家族の負担と気持ち
ご家族が疲れているとき
ここまで、本当によく続けてこられたと思います。介護は、休みながらでないと続きません。ご家族が休むために使えるサービスがあります。「まだ大丈夫」のうちに、一度試しておくと、いざというときに安心です。
ご本人とご家族の思いが違うとき
ご本人は「家にいたい」、ご家族は「一人にするのが心配」。どちらも大事なお気持ちです。どちらかを取るのではなく、心配な時間帯だけ人の目が入るようにするなど、両方に近づける形を一緒に探したいと思います。
遠方のご家族へ、様子を伝えるとき
離れていらっしゃると、様子が見えなくてご心配かと思います。お伺いしたときの様子は、毎月お伝えできます。お電話とメールの、どちらがご都合よろしいでしょうか。急ぎのときの連絡先も、あわせて教えてください。
メールの返信文(19本)
ご家族からのメールに返すときの文例です。どれも「受け止める → 答える → 次にすることを伝える」の順で書いています。「本文をコピー」で、宛名から署名までがコピーされます。○○の所と(ここに)の所を、書き換えてお使いください。
日程・連絡
担当者会議の日程を調整するとき件名の例:サービス担当者会議の日程のご相談
○○様 いつもお世話になっております。ケアマネジャーの○○です。 ケアプランの見直しにあたり、サービスの担当者が集まる話し合い(サービス担当者会議)を開きたいと考えています。ご本人とご家族のお考えを伺う大切な場ですので、ご都合のつく日を教えていただけますでしょうか。 候補:○月○日(○)○時〜/○月○日(○)○時〜/○月○日(○)○時〜 場所:ご自宅(30分ほど) どの日もむずかしい場合は、ご都合のよい日時をお知らせください。 どうぞよろしくお願いいたします。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
毎月の訪問の日を決めるとき件名の例:今月の訪問日のご相談
○○様 お世話になっております。ケアマネジャーの○○です。 今月のご訪問について、○月○日(○)の○時ごろはいかがでしょうか。ご本人のご様子と、サービスが合っているかを伺います(20〜30分ほどです)。 ご都合が合わないときは、ほかの日をお知らせください。ご家族が同席できない日でも、あとでメールでご報告いたします。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
メールを受け取ったことだけ、先に伝えるとき件名の例:Re: (いただいた件名)
○○様 メールをありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 内容を拝見しました。関係する事業所に確かめてから、○月○日(○)までにあらためてお返事いたします。 お急ぎのときは、下の電話までご連絡ください。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
返信が遅くなったとき件名の例:Re: (いただいた件名)
○○様 お返事が遅くなり、申し訳ありません。ケアマネジャーの○○です。 ご心配をおかけしました。 お問い合わせの件について、下のとおりお答えします。 (ここに回答) わかりにくい所がありましたら、遠慮なくお知らせください。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
サービスのご相談
サービスを増やしたい、と相談されたとき件名の例:Re: デイサービスの回数について
○○様 ご連絡ありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 デイサービスの回数を増やしたいとのこと、承知しました。 増やす前に、次の3つを確かめます。 1. ご本人のお気持ち(増やすことをどう思っていらっしゃるか) 2. 事業所の空き(ご希望の曜日に受け入れられるか) 3. 1か月に使える上限に収まるか、お支払いがどのくらい変わるか 事業所に確かめて、○月○日(○)までにお返事します。ご本人のご様子も伺いたいので、一度お電話かご訪問でお話しできればと思います。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
デイサービスに行きたがらない、と相談されたとき件名の例:Re: デイサービスのこと
○○様 メールをありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 朝の送り出しのたびに、ご苦労されていることと思います。 行きたくないお気持ちには、理由があることが多いです(疲れる、知っている人がいない、お風呂が気が進まない、など)。事業所での様子を確かめたうえで、次のような方法を考えたいと思います。 ・時間を短くする、回数を減らして様子を見る ・過ごし方を変えてもらう ・ほかの事業所を見学してみる 無理に続けていただく必要はありません。近いうちに、ご本人とお話しする時間をいただけますか。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
ショートステイを使いたい、と相談されたとき件名の例:Re: ショートステイの利用について
○○様 ご連絡ありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 ○月○日から○日まで、ショートステイをご希望とのこと、承知しました。 これから、受け入れられる施設の空きを確かめます。あわせて、次のことを教えてください。 ・送り迎えのご希望(施設の送迎を使うか、ご家族が送るか) ・お薬や、食事で気をつけていること ・初めての利用で、ご本人が心配されていること 空きがわかりしだい、費用の目安と一緒にご連絡します。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
手すりやベッドの相談を受けたとき件名の例:Re: 手すりの件
○○様 メールをありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 玄関の上がりかまちがご心配とのこと、承知しました。 手すりは、置くだけの形(借りるもの)と、壁に取り付ける工事の2つの方法があります。工事の場合は、工事の前に市区町村への申請が必要です。先に工事をすると保険が使えなくなりますので、業者へのご依頼は、いったんお待ちください。 福祉用具の担当者と一緒に伺って、実際の動きを見ながらご提案します。○月○日(○)か○日(○)はいかがでしょうか。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
費用・制度のご質問
費用がどのくらいかかるか、と聞かれたとき件名の例:Re: 費用について
○○様 お問い合わせありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 お支払いいただくのは、かかった費用のうち、「負担割合証」に書かれた割合の分です。このほかに、食事代など、保険の外の実費がかかるサービスがあります。 いまの計画での1か月の目安は、計画と一緒にお渡ししている「サービス利用票別表」に載っています。お手元にないときは、あらためてお送りします。 お支払いが一定の額を超えた場合に、あとから戻る制度もあります。対象になるかは市区町村の窓口でご確認いただけます。金額の細かい点は、表を見ながらお電話でご説明します。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
認定の結果・区分の見直しについて聞かれたとき件名の例:Re: 介護認定について
○○様 ご連絡ありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 認定の区分は、お体と暮らしの状態をもとに、市区町村が決めています。以前より手助けが必要な場面が増えているときは、有効期間の途中でも、見直しの申請(区分変更申請)ができます。 申請をすると、調査の方がご自宅に伺い、主治医の先生の意見書も新しくなります。結果が出るまでに日数がかかること、結果が変わらない場合もあることを、あらかじめご承知おきください。 申請の手続きは私がお手伝いします。出すかどうか、一度お電話でご相談させてください。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
なぜこのサービスなのか、と聞かれたとき件名の例:Re: ケアプランの内容について
○○様 ご質問ありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 いまの計画は、ご本人の「○○したい」というお気持ちをもとに、次の考えで組んでいます。 ・○○(サービス名):○○のため ・○○(サービス名):○○のため 計画は、一度決めたら変えられないものではありません。ご家族から見て「合っていない」「ここが心配」と感じる所があれば、ぜひ教えてください。ご本人のご様子を確かめたうえで、見直しをご相談します。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
状態の変化
入院した、と連絡をいただいたとき件名の例:Re: 入院のご連絡
○○様 ご連絡ありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 ご入院とのこと、ご心配のことと思います。 利用中のサービスには、私からお休みの連絡をします。ご家族からの連絡は要りません。 病院には、ふだんのご様子やお薬のことを、私からお伝えします。 退院の見通しがわかりましたら、早めにお知らせください。帰ってからの暮らしを、病院と一緒に準備します。 どうぞ、ご家族もお体を大切になさってください。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
退院が決まった、と連絡をいただいたとき件名の例:Re: 退院について
○○様 お知らせありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 退院が決まったとのこと、ひとまずほっとされたことと思います。 退院の前に、病院の方と、帰ってからの暮らしを打ち合わせます。次のことを教えていただけますか。 ・退院の予定の日 ・病院から言われていること(食事、動き方、お薬など) ・ご家族が、いちばん心配されていること ベッドや手すりが要るときは、退院の日に間に合うように手配します。病院へのご連絡は、私からもいたします。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
もの忘れが進んだ気がする、と相談されたとき件名の例:Re: 最近の様子について
○○様 メールをありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 そばで見ていらっしゃるご家族だからこそ、気づかれることだと思います。 もの忘れには、いろいろな原因があります。まずは、いつごろから、どんな場面で気になるのかを、かかりつけの先生にお伝えすることをおすすめします。受診のときにお渡しできるよう、気づかれたことをメモにしていただけると役に立ちます。 私のほうでも、デイサービスなどでのご様子を確かめます。次の訪問を待たずに、一度お話を伺わせてください。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
施設を考えたい、と相談されたとき件名の例:Re: 今後のことについて
○○様 ご相談ありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 ここまで続けてこられたうえでのお考えと、受け止めています。 施設にはいくつか種類があり、入れる条件や費用、待つ期間が違います。まず、次のことを伺ってから、合いそうな所の資料を集めます。 ・ご本人のお気持ち ・場所のご希望(ご自宅の近く、ご家族の近く、など) ・毎月の費用の目安 見学だけでもできます。すぐに決める必要はありませんので、在宅でできることと並べて、一緒に考えさせてください。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
ご家族の負担・ご意見
介護に疲れた、と打ち明けられたとき件名の例:Re: ご連絡ありがとうございます
○○様 メールをありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 書いてくださって、よかったです。ここまで、本当によく続けてこられたと思います。 介護は、休みながらでないと続きません。ご家族が休むために使えるサービスがあります(数日泊まれるショートステイ、デイサービスの回数、ヘルパーの時間など)。いまの計画を、ご家族が休める形に組み直すことができます。 近いうちに、お話を伺う時間をいただけますか。お電話でもかまいません。ご都合のよい日時を教えてください。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
遠方のご家族から、様子を聞かれたとき件名の例:Re: 母の様子について
○○様 ご連絡ありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 離れていらっしゃると、ご様子が見えずご心配のことと思います。 ○月○日にお伺いしたときのご様子をお伝えします。 ・お体のこと:(ここに) ・暮らしのこと:(ここに) ・サービスでの様子:(ここに) くわしい病状などは、メールではなく、お電話でお伝えしたいと思います。ご都合のよい時間帯を教えていただけますか。これからは、毎月の訪問のあとに、短くご報告することもできます。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
ご家族の間で、意見が分かれているとき件名の例:Re: 今後の方針について
○○様 メールをありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 ご家族それぞれに、お母様を思うお気持ちがあってのことと受け止めています。 私の立場では、どちらかのご意見に決めることはできませんが、ご本人のお気持ちと、いまのお体の状態、使えるサービスを整理して、みなさんが同じ材料で話し合えるようにお手伝いします。 よろしければ、ご家族がそろう場(オンラインでもかまいません)を設けて、ご説明したいと思います。ご都合を伺えますでしょうか。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
事業所への不満・ご意見をいただいたとき件名の例:Re: ○○の件
○○様 ご連絡ありがとうございます。ケアマネジャーの○○です。 ご不快な思いをされたこと、申し訳なく思います。お知らせくださり、ありがとうございます。 いただいた内容は、事業所の責任者に伝え、何があったのかを確かめます。お伝えするにあたって、ご家族のお名前を出してよいか、教えていただけますか。 確かめた内容と、今後の対応は、○月○日(○)までにご報告します。事業所を変えることも含めて、ご本人が安心して使える形を一緒に考えます。 居宅介護支援事業所○○ 介護支援専門員 ○○ 電話 000-000-0000(平日○時〜○時)
よくある質問
Q. ご家族からのメールには、どこまで書いてよいですか?
メールは、宛先の間違いや、ご家族以外の方の目に触れることがあります。病名やくわしい状態、お金の話は、要点だけにとどめて、電話や面談でお伝えするほうが安心です。事業所で決めている連絡のルール(使ってよいメールアドレス、個人情報の扱い)がある場合は、それに従ってください。
Q. メールでいただいた相談は、記録に残しますか?
残します。いつ、どなたから、どんな相談があり、どう答えたかを、支援経過(第5表)に書いておくと、あとで経過を追えます。メールの本文をそのまま貼るのではなく、要点をまとめて書くと読みやすくなります。
Q. すぐに答えられない質問が来たときは、どうしますか?
まず「受け取りました。○日までにお返事します」と、受け取ったことだけを先に伝えると、ご家族は安心されます。制度や費用の細かい点は、思い込みで答えず、保険者や事業所に確かめてからお返事します。
Q. 専門用語を使わずに説明するコツはありますか?
①結論から話す、②言葉を置き換える、③次にすることを1つだけ伝える、の3つです。たとえば「モニタリング」は「毎月お伺いして、サービスが合っているかを確かめること」と言い換えます。伝わったかどうかは、「ここまでで、わかりにくい所はありますか」と聞くのがいちばん確かです。